エンジンの音がどうしても好きで、メンテナンスすること自体が楽しい。誰もいない広い水面が近くにあるなどの条件を満たしている人はエンジンボートも選択肢の一つです、しかしグローエンジンは燃料の成分であるニトロメタンがラッカー塗料などを侵してしまいますので、耐燃料性塗料(ウレタン塗料やエポキシ系塗料)が必要です。また、エンジンは水冷が必要です。 ただ、エンジン音は自分が好きでも、ラジコンボートに興味がない人にとってはただの騒音です。消音効果の高いマフラーやサイレンサーなどを必ず使用してください。ガソリンエンジン艇の場合はノイズ対策に注意し、受信機をエンジンから充分離れた場所に設置するようにしてください。 エンジンのサイズとしては最低2サイクル10クラス以上のものが向いてます。この10クラスという意味は0.10立方インチ(Cubic Inch)というエンジンの排気量 を表しています。これを日本で一般に使われている立方 センチ(cc)で表すと,1立方インチは 2.54x2.54x2.54=16.38ccですから16.38X0.1で約1.63ccのエンジンということになります。船体は木製かFRP製のいずれかとなります。木製キットの変わりに最近はABSやFRP製のARTR船が多いです。多くのARTRには燃料タンク、リンケージパーツなど一切付属しているものが多く、FRPのゲルコート仕上げとなっていて塗装が不要など、場合によってはキ ットよりも安上がりかもしれません。エポキシ接着剤と瞬間接着剤があれば船体は完成します。キットの場合には、一般に艤装セット、ドライブセットが別々で購入する必要があります。ただ作ることを楽しみたい人にはキットがお勧めです。 <始動用具> エンジン艇の場合、スターター、スターティングベルト、スターター用12Vバッテリー、ポケットブースター、ブースター用充電器、燃料、燃料注入用のハンドポンプ、シリコンチューブ が最低限必要になります <プロポセット> エンジン艇の場合も2チャンネル以上のプロポであれば十分です。但しエンジン艇は完全な停止や後進が出来ません。エンジンが停止すると即漂流となりますので、ニードル調整やブレークインが重要ですし、場合によってはゴムボートなど自分で回収する手段が必要です。 |
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