ここでは電動モーターについて説明します。 普通、モーターやギアユニットが組立てキットに付属していなければキットの指定のものか、それと同等のものを別途購入することになります。モーターには代表的なものが2種類あり、ブラシモーターとブラシレスモーターがあります。 |
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スピードやパワーを重視するなら同じ重さ/大きさなら ブラシレスモーターのほうが数段パワーが上です。ブラシレスモーターはローターの接触するブラシがない分、半永久的で
メンテナンスフリーといっても過言ではありません。ただ、スケールボートはあまり速力を必要としないので、安価なブラシモーターでも充分です。モーターの組み合わせも自由で、なにより価格が安価で導入しやすいです。船舶模型の場合、6V-7,2V程度のオーソドックスなものから12V以上で使用するものでは入力電圧でスピードコントローラーの種類や価格も変わります。走らせ方や経済性で有効なシステムを選択してください。 モーターのサイズは船体によって違いますのでカタログから検討すか、他の方の船の走航具合を見たり、購入されるところで相談されるのがベストだと思います。大抵の場合、キットの説明書に指定されている推奨モーターが書いてあります。 S 今はギヤダウンしなくてもダイレクト駆動で大きなプロペラが回せるハイトルク型・低回転/低消費電力のスケールボートに最適なブラシモーターが簡単に入手できるようになりました。 モーターの選択は下記の表を参考にして下さい。
※戦艦や巡洋艦、客船などの場合タグボートなどに比べて約2倍した全長が適当なモーターになります。 |
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ギヤードモーター |
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動力用ギヤードモーター |
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モーターの回転数を下げてトルクを増加させて使用するギヤードモーターもあります。このようにすると、同じモーターでも回転スピードは遅くなりますが、トルクは増します。回転数を下げてもトルクが十分であれば、ピッチの強いプロペラで効率よく推進力を得ることが可能です。 |
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動力以外のモーターの用途 |
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実際の船には動力以外ににも様々な補機類が搭載されています。例えばレーダーや放水銃、クレーンなどがありますが、これらを動かすのにもモーターが必要です。この様なギミックを動かすにはポンプ用モーター、ギャードモーターがあります。注意して頂きたいのはこのようなモーターにも必ずノイズキラーがついているか確認して、付属しない場合は必ず取り付けてください。 | |||||||||||||||||||
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