■タミヤ製 1/350ティルピッツのラジコン改造化 |
1/350タミヤのテルピッツを改造してラジコン化してみたいと思います。 プラモデルの改造は一番簡単で大きさも手ごろで気軽に製作出来るのがメリットですね。 とりあえず、2軸ギヤダウンは面倒だし、なにより音が静かな方がよいので、ダイレクトでもよさそうなモーターを選んでみました。準備したパーツは下記の通りです。 ■モーター:Graupner SPEED305x2個 ■3枚プロペラ:Garupner 2307x2個 ■robbe:1-1452x2個 ■ジョイント:robbe1386x1組 ■ラダーホーン:robbe2400x1個 ラジコン装置は2chプロポで定番のフタバ2chAM送受信機セットを使用しました。 |
まずはハルの中にある不要な突起をエッチングソーで切り落とします。 昔の名残でタミヤのテルピッツはモーターライズ出来た当時のモーター固定用の突起があります。 そして今度はハルにスクリューシャフトが入るスタンチューブを通すのですが、少し穴を広げる必要があります。私は3.5mmのドリルの刃を手でまわして広げました。 |
最後にプラモデルの標準パーツ:E1とE2を使用してストラットとしてスタンチューブを固定しました。接着はOK模型の中粘度の瞬間接着剤を用いました。スクリューはダイヤが少し大きいのですが、削ると時間もかかりそうなので、そのまま使用します |
ラダーホーンを用意しましたが、付属部品だと大きすぎたので、自作することにしました。
2mmの真鍮ストッパーに真鍮板で作ったホーンをハンダ付けしました。
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ラダーはキットに不要部品として入っていたおそらくモーターライズ用の大きめのタイプのものにバイスで2mm穴をあけ、2mmの真鍮棒を瞬間接着剤で接着しました。実艦は舵は2つですが、早く完成させたかったので、1枚舵にしました。
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船尾のラダーの鞘が入る部分は船体内部に付き出てた丸パイプを切り取り、それに内径2mmの真鍮パイプを
埋め込んで接着しました。パイプの長さは舵を挿してホーンを付けた時に後部甲板に干渉しない高さで、
喫水線より若干高い位置にします。
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モーターマウントは1mmのプラバンを2枚重ねて製作しました。モーターはSpeed305です。このモーターは12V入力時でも最大10,000回転程度という低回転/ハイトルクモーターで電流値は0.04mAhという優れたものです。でも残念ですが、生産終了になってしまいましたのでSpeed250でもいいかもしれません。 |
艦橋の製作し塗装したものです。テルピッツは迷彩塗装がいいと思ったのですが、手間がかかります。
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モーターはアンプの出力端子に各々のモーターを並列に繋ぎます。決して直列に繋いではいけません。何故なら個体差があるので抵抗があると片方だけ止まってしまうからです。また水にある浮遊物がモーターに絡むと片方だけ停止し、もう片方モーターはさらに倍の回転数で廻ろうとしますので注意して下さい。船体中央はバッテリーのケースらしきものがあったのですが、邪魔なのでエッチングソーで切り取りました |
サーボベッドはモーターマウントと同じように1mmのプラバンを2枚重ねて製作しました.。
スピードコントローラはMtroniks社のMicorViperMarine10を使用しました。極低速から中速領域までスムーズに動作させることが出来ます。バッテリーは大き過ぎるのですが、7.2V/4000mAhを入れてみました。大容量なので、一日中遊ぶことが出来ます。 やや喫水が深くなりますが、まぁいいでしょう。
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とりあえず完成!!下は走航シーンのビデオです。
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